オリストっ!  #3  覚えていますか

うわああああ←
ごめんなさい‼すっかり忘れてましたw
ということで続きをどぞ!


「あ、あの…」
「なに?王子に会いたくないの?」
「いえ…そんなわけでは…」
扉の向こうで僕のお城のメイド、カナリアともふわが何やら話している。
するとドン!と音がした。そして大きな声が。
「あああああっ!じれったいわね!早く会ってきなさいよ!
『会いたい』って言ったのはあんたでしょう!?」
カナリアが怒鳴ったのか。何か壊してないと良いんたけどな。
当のもふわは
「ひいいっ…王子様!失礼しますうう…」
とか言ってノックしたので僕は返事した。
「入って」
「はいいっ」

ガチャ

小気味の良い音が僕の部屋に響く。
そして恐る恐るともふわが入ってきた。
ドアを丁寧に閉めた後、もふわは僕を見て言った。
「やっぱり!あなたなのですね!」
「は?」
僕は訳も分からず、脳裏は『?』で埋め尽くされた。
何を言っているんだろうか。
「ほら!あなたが小さい頃お会いしていますよ。覚えてますか?」
「ええっと…どこで会ってるの?」
僕は必死に記憶を整理する。
けれど何も引っかからない。
「まあ無理もありませんよ。」
もふわはそう言うとにっこり笑った。
そして僕の耳元でこう囁いた。
「だって、あなたの小さい頃のちょっとした記憶なんて私が消しましたから。」


続く!


忘れないように気を付けないと"(-""-)"